カテゴリ: 車関係

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最近ダイハツ タントのエアコン修理をしましたが
今回は内容が違います

今回は室内(エバポレーター)からのガス漏れになります


室内からのガス漏れは判りにくいですが
まずはドレンのホースから出た水が落ちる付近のメンバーにオイルらしき汚れが有るので
エバポレーターのガス漏れと推測しました

確認の為にブロワーレジスターを外してガス漏れのテスターを突っ込んだら反応も有りました


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それで作業内容ですが
タントはダッシュパネルを外さなくてはなりません
その後エアコン&ヒーターユニットを外して
分解しエバポレーターを交換します

ガス漏れしてるので湿気が入っててはダメなのでレシーバータンクを交換しますが
コンデンサーと一体なのでフロントバンパーを外して左右ライトを外してラジエーターのアッパーサポートを外し交換になります
手間ですね(^_^;)

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ヒーターホースやエキパン付近へのアクセスを良くする為にエアクリーナーやバッテリーを外します
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ダッシュパネルを外すのに
まずはオーディオの所から
昔の車に比べると嵌め込みが多くなってるので
緩めるボルトやビスは減ってますが
割ったりしないように注意が必要ですね
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ステアリングコラムは下へ降ろします
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パイプのフレームを外さないとユニットは取れそうにないですね
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ようやくユニットを取る事が出来ますね
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ヒーターホースやエキパン部分を取り外し
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ユニットを降ろすとこんな感じです
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M-42のバッテリーとサイズ比較です
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まだばらさないとエバポレーターには到達致しません
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ユニットのケースの上側を外して

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ようやくエバポレーターを外せました
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新品のエバポレーターを組み込み
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コンデンサーも交換
レシーバータンク一体なので仕方無いですね
(ガス漏れしてると湿気が入ってる可能性も有るのでレシーバータンクの交換は推奨してます。最近はコンデンサーと一体で予算に応じてはそのまま使う事も有ります)
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全て組み上げて
アイドリングでの圧力
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アイドリングでの吹き出し口の温度
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2000〜3000回転時の圧力
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吹き出し口の温度
コンプレッサー切れ確認
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もう少し圧力が低くても良いかとは思いますが
こんな感じならOKでしょう


最後にガス漏れの点検をしてフロントバンパーを取り付けて完了になります





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症状としてはA/Cが効かない

吹き出し口に手をかざしても冷たさの欠片もございません
ボンネットを開けて低圧の配管を触ってみても冷たさの欠片も無く

コンプレッサーが回ってるのか?確認したらマグネットクラッチは引っ付いて回ってるように見えるのですが…………

最初はマグネットクラッチが減って引っ付かないのかなと思ったのですが

取りあえずフロントバンパーを外して点検してます20210727_111838







まず結論から述べます
マグネットクラッチ不良なんですが
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マグネットクラッチとプーリーです
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ここにゴムが入ってます(車によってはゴムの無いタイプのも有ります)
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このゴムが千切れててマグネットクラッチは引っ付いてもコンプレッサー自体が回って無かった
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このゴムのダンパはクランクプーリーに使われてます
A/CのON・OFF時のショックを吸収してクランクの捻れ防止の為ですね



ダイハツ タントはクランクプーリーにゴムダンパ付いてないのかな?



修理内容ですが
マグネットクラッチのみ交換して様子を見る?

コンプレッサーを回した感じが少し重たいような気もしたので(圧力が掛かれば重たくなるのは普通です)
コンプレッサーが焼き付き掛けて重たいのでゴムのダンパが千切れたような感じも有ったので


最悪の事も考えて
2枚目の写真を見て貰えば判るとは思いますが
コンプレッサー交換


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コンプレッサーにかじりとか有ってアルミの粉が回ってたりしてはダメなので
レシーバータンク交換なんですがコンデンサーと一体なのでコンデンサー交換
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右の丸い筒がレシーバーですね
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ラジエーターアッパサポート外さないと交換出来ない
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アッパサポート外すには左右ライトも
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そしてラストはエクスパンションバルブ
タントはエンジンルームに有るのでダッシュ降ろしてヒーター&エアコンユニットを外して交換とかでは無いので楽ですね(場所は狭いですが)
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エアクリーナーとバッテリーを外してスペース確保してから作業します
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まずは配管を外して
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これが新品のエキパンになります
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エキパンを固定してるボルト
これが錆び付いて緩まないケースも有るのですが
今回は素直に緩んでくれました
DSC_7417




古いエキパンになります
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エバポレーターのOリングを取るのに奥まってるので取りにくいですね
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Oリングを取るには爪楊枝を使います
ドライバーとか先の硬い物はNGです
配管に傷が付いたりすればそこからガス漏れしたりしますからね
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外しました
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Oリング交換時のイメージです
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配管を外す前にはフロンガスは回収してます
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ガスは充填量を守る必要が有ります
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真空引きして
ガスを入れたのですが
圧力が高くて
サイクル内に残ってるオイルが多いのかなと推測して
もう一度真空引きをしてガスチャージしたら
冷え具合も少しマシになりましたね

アイドリング時の圧力
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3000回転時の圧力
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圧力の理想としてはもう少し低いと良いのですが




一番冷えてる時の吹き出し口の温度
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停車時の効きがイマイチで走行すればよく効くので電動ファンのモーターの回りが少し弱い感じするので後日交換する予定してます




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約2週間ぐらい前から私の車のカーナビの調子が悪く
地図がズレてたのですが
1週間前にプログラムの更新をしても同じで
電装品店の方に相談したら
GPSのアンテナでは?との事でテスト用のGPSアンテナ探してみるわとの事で

昨日持ってきてくれてDSC_5616
アンテナ自体は置き型なので最新のフィルムのGPSアンテナと同じなのか?私には判りませんが


朝から持って来てくれて
取りあえず朝買い物に出るので
昼から仮付けしてどうなるか?チェックと思って買い物へ

あれ!?
地図がいつの間にか合ってる?
GPSを受信してるのか?
システムチェックの画面を開いたら
GPS受信してるし
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なので仮付けしてチェックするにも異常が出てないと無理なので………

この日は朝から天気良くて暖かくて
気温によって何か有るのか?
気温によって変わるならGPSのアンテナの可能性も高いかな?


1週間前にプログラムの更新してた時はエンジン掛けてたのでナビ自体の温度も上がってはずなので




今朝も何度かチェック
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GPS受信してます


私と同じく平日は車も仕事へ行きたくないとヘソを曲げてるのかな?





まだコロナが有るので遠出する事は無いし
神戸や大阪の普段行く所ではナビも必要無いですが


来年は静岡に行く事になるかな?…………


緊急性は有りませんが
早く原因が判ってスッキリしたいですね



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平成25式ムーブ
型式はLA100S

エコアイドルのオレンジのランプが点滅



バッテリーを点検するとDSC_5091
バッテリーの寿命ですね


エコアイドルのオレンジのランプが点滅してると
ダイアグにも記憶されます

P1602
始動時電源電圧低下異常

このコードはテスターでは消せないですね

消す方法は
「ECU-B」と「B/UP」のヒューズを60秒以上抜く








まずはナビの暗証番号が設定されてないか?
確認から設定出来る状態だったのでまだ暗証番号は設定されてないと推測
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バッテリーを交換
アイドリングストップ用なので通常の同サイズのバッテリーより重いし金額も高くなりますね
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まずはエンジンルーム・バッテリーの横のヒューズBOX内のB/UP(バックアップ)のヒューズを抜いて
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ECU-Bのヒューズは室内
グローBOXを外した所に有ります
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エアコンのフィルターを交換するのにグローBOXは外してたのでついでになりますね
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両方のヒューズを抜いて60秒以上経過してから差し込み
エンジンスタート
エコアイドルのオレンジのランプは消灯してますDSC_5087




ダイアグも確認
エコアイドル現在0DSC_5088


ところが先程のメーターの写真で気付いた方は居るかな?
レーザー停止してます


レーザーの復帰方法
普通に走るだけでも復帰するみたいですが
復帰だけはさせて確認は必要なので
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(ネットから引用してます)



方法通りにして復帰させてます
DSC_5090


レーザーの復帰の為には少し走行しましたがそれぐらいではアイドリングストップしなかったので正常にアイドリングストップするのか確認は出来てません(^_^;)


バッテリー交換も簡単に出来ない時代になりましたね
事前の確認作業や交換後の設定等


メモリーを消したくないからバックアップを取ってバッテリー交換しても
弱ったバッテリーの記憶が残ってるとアイドリングストップしないのでメモリーを消去する必要が…………
整備士泣かせですね


早く隠居したいです(゜ロ゜;ノ)ノ



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平成19年式
トヨタのRAV4
エンジン始動不良

一度エンジンが掛からなくなり
現地に行ったが
エンジン掛かり原因も判らず

車が空いたので預かり点検
バッテリーやセルモーターは特に異常は無さそうです

バッテリーも昔ながらのテスターと最新のテスターと両方で点検
比重も勿論大丈夫



DSC_3839






セルモーターも特に回りが重たいとかの症状もなく

念の為にエンジンのダイアグも点検
残ってたのはエンジン始動不良
セルモーターを回して規定の時間内にエンジンが始動しなかったら残りますので現にエンジンが始動しなかった証拠でも有りますね



聞いた話ではセルは回ったが掛からなかったとの事で

推測するに燃料ポンプかな?


DSC_3835


最近の車は燃料タンクの中に燃料エレメントも内蔵されてます
ポンプだけの交換と違って燃料エレメントやプレッシャーレギュレターも同時に交換した方が後々のトラブルにならなくて良いと思います






以前トヨタ ヴォクシーの燃料ポンプを交換した時の記事


車によってはシートを外せばサービスホール等が有りアクセスする事も出来ますが
RAV4は燃料タンクを降ろさないと交換は出来ません


タンクを降ろす必要が有ると言いましても降ろす事自体はそんなに手間では無いんです
手間なのは入ってる燃料を抜かないとダメ
トヨタのツールが有れば強制的に燃料ポンプを駆動させて
配管から燃料を抜く事が出来ますが
そんな便利なツールは有りません

それで燃料のリレーを探して電気を流してやれと思いリレーBOX内を探しましたが
リレー無いんですよね(^_^;)

この車は燃料ポンプリレー無いんです

仕方が無いので配管を外しといて給油口からエアーを送り込んで
燃料を出しましたよ

完全に空にしなくても良いので
給油口から繋がってる太いホースを外して燃料が出なければ良いので



2柱リフトで車を上げてるので
脚立の上にタンクを乗せ車をリフトアップして取り外し
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ここにタンクが付いてます
場所的には助手席の下から左の後部座席に掛けてですね
DSC_3837




タンクからポンプ&エレメントを取り外し
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ここから先のバラしはパーツが来てからにしますかね
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新品のパーツが来たので組んでます
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ガソリンに漬かってるとプラの色が変わります
部品を持ってきたおばちゃんに色が違うからパーツ違うなとイチャモンを付けて朝からおばちゃんをからかってます(^_^;)
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燃料タンクに組み込み車両に燃料タンクを搭載してエンジンスタート
まぁ普通にエンジン掛かりますわな
エンジン始動不良の症状が出てなかったですからね
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症状が出てて交換して交換後エンジンが掛かるようになったとかですと
交換して直りましたと胸を張って言えますが
症状が出てないと様子を見てくださいとしか言えませんよね




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今回は純正のパーツを使いました
金額的にはビックリする値段になってるかも?

社外品のポンプも発売されてますね
性能や耐久性に関して私から述べる事は出来ませんが
メーカー品でも燃料ポンプがリコールになってたりも有るので
社外品で問題無さそうな気もしますが………

(社外品でも純正納入メーカーが製造してる場合も有りますので、純正と同じ品質の時も有ります)
















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