エンジンチェックランプが点灯すると入庫

ダイアグを点検したら
2番シリンダー失火のコード

DA64でも初期の頃はシリンダー失火のコードまでは出ませんでしたが
出ると2番を重点に見れますので楽ですね

イグニッションコイルやプラグは点検用にスペアーを持ってますので
付け替えたりしてコイルやプラグの異常を点検
付け替えても2番シリンダーが完全に効いてるような感じにはならないので
2番シリンダーの圧縮を点検
圧縮計有るのですが時代物で………
確実な値は判りませんが
1番と3番との差を見て2番シリンダーの圧力低下は判断出来ますので
点検すると2番が少し低いですね

こうなると疑うのは2番の排気のバルブの縮小(痩せ・溶け)ですね


シリンダーヘッドをリビルドで交換の見積を………


ここでネタになる事が有り……
見積出したはずなのに………
返事がいつまでもたっても来ない
待てど暮らせど来ないと言うやつで……
1週間………
2週間………
3週間………
4週間………
そして1ヶ月………

すぐに見積出すわと言った
会社のうましか(←漢字にしてね)が
口だけで見積をお客に出してない
そらぁ
いつまでも待っても返事は来んわな!
いつも車検でも返事の遅いお客さんなんですが、ここまで遅いとおかしいなとか思わないのかなと………

こんなええ加減なトップが居る会社………
貴方なら修理に出したいと思いますか?………

私なら答えは1つ………
言わなくても判りますよね

余談はこれぐらいで
本題に(^_^;)))


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インマニは完全に外さず
少し浮かして
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フロントのタイミングカバーを外すにはオイルパンを外さなければならず
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タイミングチェーン回りを外して
カムシャフトを外します
カムシャフトを外さないとシリンダーヘッドボンドを緩める事が出来ないんですよね
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2番の排気のバルブ1つだけ焼け方が違いますね
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横から見たら少し沈んでる(低い)ようにも見えますね
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EXマニかなり2番から3番に掛けて焼けてますが
亀裂等は入ってませんね
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3気筒エンジンはどうしても2番の熱が高くなります
なぜかと言いますと2番は隣シリンダーが常に爆発してるから
エンジンは基本的には隣り合うシリンダーは爆発しない方がシリンダーの冷却効率が良いのですが
完全に隣り合わない点火順序は4気筒でも無理で
5気筒以上になりますよね




リビルトのヘッドを載せて
ヘッドボルトをトルクレンチで締めてます
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その後は特に写真は撮らず
外す時と同じなので(^_^;)))

最終的には無事にエンジンも掛かり
オイル漏れや水漏れを点検した後に
少し試運転してOKなので納車しました



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