ROLEXのクロノグラフと言えば
まず一番に思い浮かぶのはコスモグラフ デイトナだと思いますが
これはデイトナの1つ前のモデル
リファレンス 6238
1960年代製造
1960年代に製造された手巻きクロノグラフ
OYSTER表記は無いが、30分と12時間の積算計を搭載する正真正銘オイスターケースの3つ目クロノグラフ
ステンレス・スチールのケースにシルバー・マット文字盤の組み合わせは1940年代のクロノグラフにみられるような華やかさはない
それだけ機能性が最重要視されているということだろう
段々と初期型デイトナの雰囲気に似かよってきているのも興味深い
ほとんど遊びのみられない質実剛健のクロノグラフだが、クロノグラフ針の先端が矢印になっているのは唯一、デザイン的な余裕を感じさせるところ
写真では確認出来るか判りませんが、タキメーターの表示が1000km/h
これは明らかに飛行機での使用を前提にした仕様ではないかと推測しています
ムーブメントはバルジュー72を搭載しているが
緩急針からマイクロステラスクリューに変更されている