模型製作・車の修理・ロレックス等
プラモデルはフェラーリをメインに製作してます
月刊ホビージャパン誌でカーモデルの作例を担当する時も有ります
自動車整備士の経験を生かした製作する時も
作例製作中はblogは不定期更新になります

カテゴリ: 車関係

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平成20年式のスズキのラパンです


エアバッグ警告灯が点灯してると車検に合格しないらしいので………
どこぞの朝から完成検査してすぐに帰ることしか考えてない検査員なら
メーターも見ないと思うので
素通りかな?
きゃはは(*≧∀≦*)


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まずはエアバッグの自己診断を点検
コードは
B1031運転席インフレーター系統断線


可能性が高いのは運転席エアバッグモジュールやスパイラルケーブル(スズキ名はコンタクトコイル)ですね




とりあえずバッテリーのターミナルを外して少し時間をおき
エアバッグモジュールを外してみたら………
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エアバッグモジュールに入るカプラーの付け根で断線してますね
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すぐに不良箇所が見付かり助かりましたね
ここならスパイラルケーブルを交換しなくても断線部分を半田付けして修理も可能ですね
本来は交換した方が良いのですけどね
スパイラルケーブルも12000円ぐらいしますので
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カプラーの付け根なので
カプラーをバラシて配線を出さないと無理なので
カプラーをバラすことに
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接着してなければ
バラせる訳で………
安易な考えのもとに
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カプラーの裏蓋をオープン出来ました
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カプラーから配線の端子を抜くのにもロックが有るわけで
細い割りピンを削り精密ドライバーより細くして
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抜けました
これから半田付けします
さすがに半田付けしてる最中の写真を撮るのは無理で(;´∀`)
一人で半田付けも出来ず
最低でも手が3本入ります
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無事半田付けも終わり
単品で抵抗を計り断線して無いのを確認して取り付けです
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取り付け後に自己診断を点検して
何も表示されてない事を確認して作業は終わりです
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次回断線などした場合は
スパイラルケーブルを交換ですね




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走行中音鳴りと言う事で

まずは右のリアシャフトのベアリングにガタが有ったので交換しました
でも音は改善されず
今年の3月に他の車屋さんでデフのミッドのオイルシールを交換してるみたいで
ミッドを回したら重たいんですよね
重たいのでナットを少し緩めて
軽く回るようにはなりましたが
やはり音は止まりません

O/Hするのか?
リンク品で交換するのか?
お客様と相談
リンク品で交換になりました



左右のリアシャフトを抜かないとデフは降ろせません
小型車はブレーキを分解したりが有りますので面倒ですね
2ton以上のトラック等はリアシャフトを抜くのも楽なので
その代わり重いですけどね・・・(;´Д`)
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ばらして気付いた事が
サイドのベアリングが昔のテーパローラーベアリングではなくて
ボールベアリングになってますね
サイドの調整無いのかな?
リンク品なので今回はこれ以上ばらしませんでした
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リンク品のデフを乗せて試運転もして
どうしてもバックプレート付近はオイルが付いたりしてますので高圧洗浄して
ブレーキパイプも外してますのでブレーキオイルの洩れ確認して
最終チェックも終了して
無事納車
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ちなみにデフオイル
ハイポイドギヤオイルですね
臭いので私は苦手です(;´∀`)


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エスティマでもルシーダですね
平成10年式になります
走行距離は8万キロ少しで少ないですね

エンジンのタペットカバー(シリンダーヘッドカバー)からオイル漏れが有ります

走行距離が少ないので
少しのオイル漏れや滲み程度なら
そのままにしとこうかなと思いましたが
タペットカバーのすぐ下にマフラーが有るので
漏れたオイルがマフラーに付くとオイルの焦げ焼けた臭いや煙が出たりも有りますので
修理する方が良いですね
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この時代のエスティマはエンジンの搭載方法が特殊で
「トヨタの天才タマゴ」とCMしてたような…………
エンジンを運転席や助手席の下に配置してますが傾かせてエンジン高が無いようにしてます
だからタペットカバーからオイルが漏るとすぐにマフラーに付く


とにかく整備士泣かせの車だったので
何をするにも大変で
今回も運転席・助手席を外しフロアーマットをめくり鉄板を外してますDSC_0708




エンジンオイルの補給口とオイルのレベルゲージ
ATFオイルのレベルゲージは助手席シートを上げてサービスホールからアクセスは出来るようになってます
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運転席側はアクセスするにもフロアーマットをめくり鉄板を外さないと無理ですね
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タペットカバーを外した写真
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あとはパッキンを交換して組むだけですので
組立時の写真は省略します



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平成22年式のカローラ アクシオ

エアコンが効かない時が有るとの事で………

少しエンジンを掛けて点検
特に効きが悪いと言う事も無くて………

でもエアコンを入れた状態でアイドリングでは圧力も正常なんですが
回転を上げると通常なら下がる低圧の圧力が上がって行く時が………
???………

コンプレッサーを見ると………
コンプレッサーの前にマグネットクラッチが有りませんね(゜ロ゜;ノ)ノ
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先の黒い所がマグネットクラッチになっててエアコンONで引っ付くようになってます
だが最近のはマグネットクラッチが無いのが多いですね

常にコンプレッサー内部が回転して可変バルブでガスの流量を調整してます

可変バルブの不良と判断してコンプレッサーをリンク品に交換しました


従来のマグネットクラッチ部分に当たる所の形状が少し違いますが
互換性は有るとの事で
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交換して真空引きしてガスチャージ
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テストすると回転を上げでも低圧の圧力は下がり
特に問題は無くなりました


常に回転してると言う事は焼き付いたりしたら………
コンプレッサー内部にリミット機構が有り焼き付き時などはシャフトが折れ(この表現で合ってるのか?)エンジンストップ等にならないようになってますね


単純な構造の方が故障時も判断もすぐに出来ますし修理代も安く済むと思うのですが………


それとエアコンガスチャージの方法も少し複雑になってるみたいで
コンデンサーがサブクールシステム
???

?マークばかりですね(;´∀`)

昔のR12時代はエアコンのガスはサイドガラスを見て泡が消えればOKだったのですが

R134になってからはグラム管理でするようになりました
入れすぎると効かなくなるので

そして今はグラム管理+泡消え後に指定のガス量を入れる必要が有るのも………

今回このカローラはグラム管理だけで大丈夫です
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面倒臭い(;´∀`)


最近のハイブリッド車ではエアコンをモーター駆動してエアコンベルトの無いのも有ります


複雑になりすぎて
判らない事だらけ(;´∀`)
もう引退した方が良さそうな……………


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トヨタのパッソ
ブレーキ音鳴りにて入庫
左の前で音がする………

タイヤを外して点検すると
ディスクパットが有りません
ローターまで傷が付いてますね
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ディスクパットとディスクローターの交換になります



この車は去年の夏にエアコン修理してまして
コンプレッサー焼き付きまして
サイクル内にアルミのカスが回ってましたので
コンプレッサー・コンデンサー・エキパン・エバポレーター・配管のフルコースで交換してます



こちらのリンクから見て頂ければ
過去の修理内容が判ります



タイヤを外すのにリフトアップしたので
ついでに下廻り特に異常は無いかな?と眺めたら………
エアコンのコンプレッサーからオイルが漏れてる?………DSC_9907



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写真では判りにくいかもしれませんが……
コンプレッサーのフロントシールだと思います
マグネットクラッチの奥になりますかね




コンプレッサーリンク品の保証を確認したら2年もしくは2万キロ
両方まだOKなので
写真を撮りリビルドを扱ってる会社の担当の方にLINEで送りました
すぐに前回の修理時の内容の問い合わせが有りフルコースで修理してますと伝えたら
即座に交換の品を明日持参しますと返事を頂けました
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と言う事で私もフロントバンパーを外して
コンプレッサーを外しました
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コンプレッサーが一部黄色くなってるのはオイルが漏った為ですね
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それよりメインのブレーキの見積の返事が来んね(;´∀`)



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