模型製作・車の修理・ロレックス等
プラモデルはフェラーリをメインに製作してます
月刊ホビージャパン誌でカーモデルの作例を担当する時も有ります
自動車整備士の経験を生かした製作する時も
作例製作中はblogは不定期更新になります

カテゴリ: 車関係

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平成25年式のワゴンR スティングレー ターボ


形式はMH34Sですね

エアコンの効きが悪いと言う事です


同じ形式のスティングレーは私も乗ってます
確かに効きが悪くなって来てるような…………



現車確認
コンプレッサーも音鳴りしてます

スズキに相談したらエバポレーターからのガス漏れは保証延長になってるので
エバポレーターとコンプレッサーは保証で修理出来る事に
だがワゴンR等エアコンのリコールが出て
スズキが出してる電装店
超バタバタですぐに修理は無理と言う事で
部品供給してもらい
こちらで修理する事に


バラす前に今の状況をチェック
圧力的には異常は無さそうな
ガスも極端に減ってる感じでも無し
エバポレーター大丈夫なのでは?

スズキもガス漏れも無く異常は無いみたいな事を………


オートモードで温度設定をLOにしたら吹き出し口の温度が上がってしまいますね
エンジン回転を上げれば下がるので良いのですが
少しガスが少ないのかな?

それと気になった点が1つ
エアコンを切って高圧と低圧の圧力がバランスするのが遅すぎるような…………
早すぎるとエキパンが開いたままやコンプレッサーのバルブ不良等が考えられますが………
遅い………エキパン狭すぎ?

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(走り書きなので乱筆はご容赦下さい)



コンプレッサーは音が鳴ってましたので交換
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エバポレーターはダッシュを降ろしての作業になりますね
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エバポレーターはこの中に有ります
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インタークーラーをはずさないと
ヒーターホースやエアコンの配管にアクセス出来ません
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室内が外せたと思い
ダッシュを引っ張ってもメーターの奧付近が出てこないので
なぜかと思ったらエンジンルーム側のワイパー付近を外さないとダメで
ワイパーのモーター&リンクモーションの奧にボルトが1本有ります
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緩めたらダッシュボートは外れました
ここですね
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次はヒーター&エアコンユニットを外します
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新品のエバポレーターです
エキパンやエキパンの取り付けボルトも同封されてますね
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ヒーター&エアコンユニットが外れた状態
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交換済みのエバポレーター
ヒーター&エアコンユニットをバラした写真忘れてました(;´∀`)
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ヒーターホースやエアコンの配管をして
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バッテリーの横に有るがチャコールキャニスターです
ガソリンタンク内の蒸発ガスを浄化します
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室内の組み付けはボルト留めが少い
はめ込み箇所ばかりです
軽量化でしょうね
なので外す時はどこを外せばとか考えたり傷を付けないようにとか注意して時間掛かりましたが
付ける時は入れてはめ込むだけなので楽ですね




組付けが終わり真空引きしてガスチャージ
冷えを点検…………
あれ?………
マグネットクラッチが勝手に切れて(エバポレーターの温度下がれば自動で切れるのとは違います)
次入らない?

一度エンジンを止めて再始動するとマグネットクラッチが入る?
マグネットクラッチのリレー?………
リレーは試験用のが有るので試しに付け替えたり……
でも同じ
リレーの端子にはリレーのコイルを働かす為の12ボルトは来てますね
コンピューター内部か各センサー類のいずれかが悪いのか?………
症状が出たり出なかったりで

バッテリー横のボックス内部にマグネットクラッチのリレーは有ります
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エアコンの操作パネルのスイッチ操作でエアコンの自己診断は点検出来ます
屋内で見たので日射センサーのコードは出ましたが他は異常無し
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この日の点検はこれまでにして
次の日朝からエンジン掛けて点検…………
異常が出ません…………
よく冷えてます


お客さんがエアコンが効かないと言ってたのはこの症状が出た時の事を言ってるのかな?



スズキに問い合わせて確認
電動ファンは大丈夫ですか?と
電動ファン系のコントロールが悪いとコンプレッサーが入らない時も………
電動ファンは回ってますね
水温とA/Cと強弱の切り替わりもしてるみたいな…………

エアコンのプログラムの更新とかはされてないのか確認しても更新は無いと………

電動ファンモーターも保証延長になってるらしく
スズキでもう一度点検して貰う事に…………


どう言う回答が来るのか?
楽しみでも有りドキドキでも(組つけ時のミスの可能性も有りますからね)
ミスでは有りませんように




追記
9月18日
スズキから車両が戻って来ました
症状が出ずと言う事で…………
このままお客さんに返して症状が出なければ良いのですが…………






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平成20年式
FE73
キャンター


エンジンチェックランプが点灯するとの事で入庫


*最初の診断は私はしてません*



部品屋さんがエアフローセンサーを持ってきたので(既に他の方が自己診断を見て部品注文してたみたいです)交換しました

私は暇だったので(((^_^;)

簡単に交換出来る場所に有ったのも有りますが(((^_^;)



交換した古いエアフローセンサー
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交換してコンピューターのメモリー等消去しようとしたら………

即チェックランプが点灯します(゜ロ゜;ノ)ノ

あちゃー!

再度自己診断を点検したら
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汚ない文字で申し訳有りませんが
走り書きなので………

エアフローセンサーは今交換したばかり………
それ以外のコードはなんぞや?
EGRとか吸気スロットルとかは判りますが……
なぜ同じコードが2つ出る?



ネットで調べたら
リレーでこのような表示が出る時が有るみたいと判明しましたので
リレーボックス内のEDUリレーを
ホーンリレーと一時的に付け替えしてみると
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チェックランプはすぐに消えました
EDUリレーを仮にホーンリレーの所に差したらホーンは鳴らず
リレーで確定ですね


ダイアグで現在故障見たら異常無し
過去故障のメモリーを消去して
エンジン掛けて点検して完了です


走行距離も20万キロぐらいなので
エアフローセンサーも時間の問題かなとも思いますので
エアフローセンサーも交換して納車しました

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平成23年式
スズキ エブリイ DA64V

エンジンチェックランプが点灯すると言う事で入庫

ダイアグを点検すると
P0138 O2センサー系統High異常
P0139 O2センサー応答性異常

ちなみにこの車両の走行キロは18万キロ前後です

まずエンジンの調子は悪くなった感じは有りますか?と確認
特に感じませんとの事で
緊急性は無さそうな感じですね

O2センサーの断線とかでも有りませんからね

DA64Vの年式の新しい方のO2センサーが触媒の前後に付いてるタイプは特に10万キロを超えると触媒劣化が表示されたりも多いので…………
判定がシビアすぎて表示されたりも有り修正プログラムの書き換えも手段として有るみたいですね


定期的にオイル交換に来ていただいてるお客さんなので
1度メモリーを消去して
また点灯するか?確認して貰う事に
次のオイル交換の時にも前回消して貰ってすぐに点灯しましたと………


センサーが断線とかならセンサー交換すればなおるのですが
センサーから出てる信号数値がおかしい?とかですので
触媒自体が劣化して異常な数値だと判断してるのか?

O2センサーも触媒の前後に2個付きます
念のために触媒とO2センサーで見積出しました
交換して30キロぐらいですが試運転しました
現状ではチェックランプの点灯も有りませんので
これで様子を見て貰うしか…………

センサー断線とかでしたらパーツ交換してなおりましたと胸を張って納車出来るのですが
こう言うスッキリしない時はお客さんに渡す時も気が引けると言いますか
引っかかる物が有りますね





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タイヤの話を少し

まだタイヤの山(溝)が有るから
大丈夫だろうと思ってると………
タイヤにひび割れが有るとタイヤがバーストしたりしますDSC_1435




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ドレッド面が捲れてますね
DSC_1434



ワイヤーもブチキレてます
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ひび割れ部分から水が入りワイヤーが錆びてよりひび割れしやすくなったり
タイヤの空気圧が低い状態で高速走行して
タイヤが波打ち(スタンディングウェーブ現象)バーストしたりします
ひび割れしてるタイヤはより簡単にバーストしやすいと思います

standing-waves-02


適正な空気圧
過積載しない
タイヤの使用年数を極端に過ぎない
ひび割れ等してない

夏場の高速走行時は特に注意が必要ですね


それと最近の車でスペアタイヤが無い車が増えてます
簡易のパンク修理キットが積んでる車ですね
そう言う車の場合通常のパンクなら修理して走行は出来ますが
バースト時やパンク修理キットでなおせないパンクの場合はスペアタイヤが無いので自走不能になりますのでお気をつけ下さい



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最近ですが
スズキのエブリイでA/Cが効かない入庫する事が多いのですが………
と言いましても
顧客にエブリイを多く所有されてる会社が有るのですが
今は何度か修理してますので見当はつきやすいですが
最初は原因がすぐに判明せずで

よく冷えてる時も有るんです
聞かなくなると全く効かない………

よく冷えてるのでガスの量が少ない訳でも無いし…………
圧力スイッチ?………
マグネットクラッチへ電気は来てるのかな?
来てます
でもマグネットクラッチが付かない………
マグネットクラッチのコイルは断線してないし………
あれ?………
でしたが
マグネットクラッチ付近に水をかけて冷してやるとマグネットクラッチがカチャと音をして付きました

確かにマグネットクラッチの隙間が少し広いかな?とは思いましたが

エンジンやエンジンルームやコンプレッサーが熱を持って来ると磁気が弱くなり隙間が広いと付かなくなるみたいですね




ホースを外すとガスが抜けるので
ローズバッド外さずにコンプレッサーの取り付けを外して宙吊りです
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外したクラッチ
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ベルトの掛かるプーリー側
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段差が出来てますね
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シムでクリアランスの調整は出来るようになってます
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この車の走行距離は17万キロです
スズキが弱いと言う事では無いと思います
軽四の場合アクセルオン(全開)時にはパワーロスにならないようにマグネットクラッチが切れるようになってて
普通乗用車よりはマグネットクラッチのオンオフの回数が多くなりますからね
軽四も昔に比べたら丈夫になって耐用年数や耐用キロ数も延びてるので
こう言う修理も増えてるのかなと思います

昔なら既に廃車になってた距離ですよね(((^_^;)
大きな修理が無い限りは
まだ10万キロぐらいは乗られると思います


パーツが来て交換
昔はアクセルペダルの所にマイクロスイッチが付いたりしてアクセル全開を感知でしたが
今はスロットルポジションセンサー等でアクセル開度が判りますので
少しアクセルを開いた時等もマグネットクラッチが離れるようになってますね
出足のもたつき防止でしょうか?
制御が緻密になった分マグネットクラッチの負担が大きくなってると判断した方が良いのかな?



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