最近ですが
スズキのエブリイでA/Cが効かない入庫する事が多いのですが………
と言いましても
顧客にエブリイを多く所有されてる会社が有るのですが
今は何度か修理してますので見当はつきやすいですが
最初は原因がすぐに判明せずで

よく冷えてる時も有るんです
聞かなくなると全く効かない………

よく冷えてるのでガスの量が少ない訳でも無いし…………
圧力スイッチ?………
マグネットクラッチへ電気は来てるのかな?
来てます
でもマグネットクラッチが付かない………
マグネットクラッチのコイルは断線してないし………
あれ?………
でしたが
マグネットクラッチ付近に水をかけて冷してやるとマグネットクラッチがカチャと音をして付きました

確かにマグネットクラッチの隙間が少し広いかな?とは思いましたが

エンジンやエンジンルームやコンプレッサーが熱を持って来ると磁気が弱くなり隙間が広いと付かなくなるみたいですね




ホースを外すとガスが抜けるので
ローズバッド外さずにコンプレッサーの取り付けを外して宙吊りです
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外したクラッチ
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ベルトの掛かるプーリー側
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段差が出来てますね
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シムでクリアランスの調整は出来るようになってます
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この車の走行距離は17万キロです
スズキが弱いと言う事では無いと思います
軽四の場合アクセルオン(全開)時にはパワーロスにならないようにマグネットクラッチが切れるようになってて
普通乗用車よりはマグネットクラッチのオンオフの回数が多くなりますからね
軽四も昔に比べたら丈夫になって耐用年数や耐用キロ数も延びてるので
こう言う修理も増えてるのかなと思います

昔なら既に廃車になってた距離ですよね(((^_^;)
大きな修理が無い限りは
まだ10万キロぐらいは乗られると思います


パーツが来て交換
昔はアクセルペダルの所にマイクロスイッチが付いたりしてアクセル全開を感知でしたが
今はスロットルポジションセンサー等でアクセル開度が判りますので
少しアクセルを開いた時等もマグネットクラッチが離れるようになってますね
出足のもたつき防止でしょうか?
制御が緻密になった分マグネットクラッチの負担が大きくなってると判断した方が良いのかな?



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